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ゲームが上手くなりたい その4 -効率を上げるための心構え-

色々な場所で集めた知識から、ゲームを効率良く上達するための汎用的な心構えを箇条書きでまとめていく場所

基本対戦ゲームを想定

 

・試合は学校で言うテスト、勉強はプレイ外で行う。

これからゲームをプレイする時に、そのプレイ中に何かを覚えようとしてはいけない。

何か新しい知識を付けるのはゲーム外か、1試合終わった後のリプレイで行う事。

リアルタイムでプレイしながら何かを学ぼうとすると、試合に集中出来ず悪影響を及ぼす。

ゲームプレイはあくまで学んだ事を試す場所。

 

・プレイに変化を取り入れる。

よく「スライムばかり狩っていると入る経験値が少なくてレベルが上がりづらくなる」という例えがあるが、この場合「同じ敵は1体倒す毎に経験値が-1%されていく」というイメージの方が近い。

全く新しいキャラを始めた時は全ての体験が未知のプレイになるため1ゲーム中の100%が経験になるが、再現性のある同じプレイを繰り返していると1ゲームで新たに経験出来る事が90%,80%,70%と落ちていく。

100回200回と繰り返したプレイを次の試合でも同じように行っていてはその試合で得られる経験値は10%くらいしか無くなってしまう。

同じキャラを使って対戦相手のキャラが変わる事に期待するのも確実性がないので良くない。

その試合の勝敗とは別に1試合での成長を重視するのであれば、なるべく新しい体験を確実に得られるように自分の方に変化を加えていく。(キャラのビルドを変える、デッキのカードを差し替える、キャラ自体を変えるなど)

ただし必ず振り返りは行う事。

経験値は自身の行動に対する結果を理解して初めて入るもの。

 

・ゲームを楽しくプレイするには

ゲームに限らず物事は本人が楽しいと感じる要素がなければ半年、1年と継続する事は難しい。

楽しさと辛さ(修行・苦行と感じる部分)の比率は人によって耐えられるラインは違うし、物事によっても耐えられるラインは違う。

この楽しさと辛さの比率は心構え・取り組み方・自分の行動で変えられる。

仕事なんかは生きるため(金稼ぐため)に不可欠だから絶対に継続出来る仕事にしなきゃいけなくて、そのためにどういう心構え・取り組み方・自分の行動をするかの簡単な例

・心構え

生きるために必要な事だから働くという心構え(耐えられる辛さの比率UP)

自分で稼いだ金で遊ぶために働くという心構え(楽しさの比率UP)

・取り組み方

職場の人と会話するなどで業務中の息抜きを増やす(耐えられる辛さの比率UP)

コンビニバイトであれば毎日同じタスクをこなすので、そのタスクをいかに上手に早くこなすかを考え、時間が縮んでいくのを楽しむ(楽しさの比率UP)

・自分の行動

今の仕事はどういう心構え・取り組み方でも辛さに耐えられないため、転職する。(楽しさと辛さのゲージをリセット)

 

同じように、ゲームでも自分の遊び方とそこで感じる楽しさ・ストレスを分析し、比率を調整する事で継続出来るようになる。

対戦ゲーの練習としてずっと動画を見るのが辛いのであれば辛くならない短時間でパパッと切り上げればいいし、週に数回人と遊ぶのは楽しいが全然上達は見込めないと思ったら、「耐えられる範囲で」修行を増やせばいい。

 

・ゲームに集中する

自分のプレイした試合に対する記憶力が抜群に良く、数試合前のある1場面の出来事も鮮明に覚えているという人を何人か見た。

音ゲーの譜面暗記プレイをしている人も、暗記プレイをするには2~3分の間の細かな流れを全てを暗記していないといけない。

何故そこまで鮮明に覚えられるのか理由を考え、1つわかったのが「ゲームのプレイ中とにかく集中している」事

今はゲームしながらなんでも並行して出来るような時代なのでついついマルチタスクであれこれやりたくなってしまうが、そんな事をしていたらゲームの内容も頭に入ってこないため当然覚える事も出来ない。

今行ったゲームの内容を詳細に覚えているということは、ゲーム外でその記憶から復習が出来る事になる。

ゲームの内容を詳細に覚えていつでも復習出来るようになれば、勉強に当たる時間が増える事になるため、当然上達の速さにも繋がる。

なのでゲームプレイというタスクを行う際はなるべくノイズになる物は全て除去し、極力プレイに集中出来る環境を作りたい。

これは例えばマインドフルネスの概念を学んだり、BGMが集中力に及ぼす影響を調べるなども大事になってくる。(確かBGMがあると集中力は落ち、歌詞のあるBGMだとさらに集中力に悪影響を及ぼすみたいな話があった気がする)

また、長時間連続したプレイは当然集中力が落ちるが、集中力が落ちると1ゲームの成績が悪くなるだけじゃなく、こういう記憶力などにも影響を及ぼすと考えると休憩を多く挟みながらプレイした方が効率が良いとも考えられる。

 

・全部を一度に覚えようとしない、覚えきらなくても次の項目へ進む。

ゲーム中に覚えるべき知識が辞書形式で渡されたとして、辞書の内容を全部覚えようとするのは無理がある。

量の多さもあるし、覚えやすい知識と覚えにくい知識というのも必ず存在する。

こういうのは覚えやすそうと感じる物を記憶に定着させる事を優先する。

また、覚えやすい知識を一通り覚えた事で、それまで覚えにくかった知識が覚えた知識同士と結びつき覚えやすい知識に昇華する事もある。

そのため、何か段階を踏んでスキルを習得する際は前の段階が完璧になるまで次の段階に進まないよりも、50%くらいの理解度でも次の段階に進むほうが効率が良くなる事もある。(1段階目の50%が覚えやすい知識、残り50%が覚えにくい知識)

 

・自分で体験する事は、人から教わる事より遥かに定着しやすく、深く理解出来る。

ゲームで特定のキャラを使っていて、苦手なキャラの対策を人から聞いたり動画で集める。

そうして集めた知識には、それが「知識」に至るまでの経緯やその人の思考・感情・体験と言った情報が含まれていないスカスカな知識になる。

Aという技が苦手という知識を得ても、「いつどういう状況で」打たれたAが苦手なのか、Aという技はどういう物なのかが含まれなければ不完全な知識なので、集めた知識を実践に活かしきれない。

そこで自分がその苦手キャラを逆に使ってみると、今まで1視点からしか見れなかった状況を両視点から理解出来るようになり、その時の思考や体験は動画などで集めた情報より遥かに深みのある「知識」として定着する。

そうした理解があって初めて真の「知識」として役立てる事ができるし、両視点から生まれた深い知識を元に新しくより有効な知識を生み出す事が出来るようになる。